幸せになりました

幸せになりました。【結び編】

皆様、こんにちは。
今日は嬉しいご報告があります。

この動物保護施設ReefKnotを立ち上げ、一番最初に保健所から引き取った子、
結び(むすび)こと、むっちゃん。

いい飼い主様と巡り会えるよう、屋号にちなみこの名を付けました。

むっちゃんは極度のビビリちゃんで、触ろうとすると手は出さないものの、身体を仰け反らせて逃げるような子でした。

会った時、ご飯をあげる時、少し撫でる時、何度も何度も
「むっちゃん♫大丈夫。怖くない、怖くないよ」
と語りかけ距離を詰めていきました。

ボランティアの皆様、そして私で少しづつ仲良くなっていきました。

そのむっちゃんが本日、新しい家族を手に入れました。

新しいお家を訪問し、むっちゃんをお部屋に放ちました。
今後お気に入りの場所にするのか棚の中で小さくうずくまりました。

「むっちゃん。いっぱい幸せになるんやで……」
と、背中を撫でながら別れの挨拶を交わしました。
この時点で私は、あ、ヤバイ……と思っていました。

むっちゃんをお願いし、帰りの車の中勝手に涙が溢れてきました。
施設に戻り、むっちゃんのいない部屋を見渡すと更に涙が流れました。

施設を立ち上げる前、以前の職場でたくさんの子達を見送って慣れているはずなのに、施設にいるより幸せになれることを知っているのに、泣けてしまいました。

これは、嬉しさの涙なのか?悲しさの涙なのか?

今回の涙は、後者。

悲しくて泣いている、寂しくて泣いている。

以前の職場は大きく、スタッフも部署に分かれていました。
自分が迎えに行ったとしても送る時は別のスタッフ、ということがあります。

今回一人で保護施設を立ち上げ、一人で保健所から引き取り、ボランティアさんの協力してもらいながらメインにお世話をし、メインで人に慣れさせ、里親希望の方とお話しし、送り届けた。

臆病なむっちゃんが初めて手からご飯を食べてくれた時は本当に嬉しかった。
臆病なむっちゃんがケージから、勇気を振り絞りおずおずと出てきて室内を探検してくれた時も、心が躍った。
むっちゃんの下痢が数日続いた時は病院に走った。

毎日毎日会ってた。
にゃむにゃむよく喋る子になってた。

でももう施設にいない。

この事実がめちゃくちゃ悲しく、寂しい。

この施設が最高レベルの幸せの地になんてなり得ない。
ここ以上に幸せにしてくれるところがある。
むっちゃんはこれから幸せになる。

そのことに何が悲しいことがあるのか。
心の中が複雑すぎてよくわからないけど、これだけはわかってる。

私はちゃんとむっちゃんを愛せてた。

今できる自分のすべきことをできてた。

きっとこの悲しさ、寂しさをずっと体験する。

別れは辛いけど、大丈夫。
幸せになれる子が増えるなら、私の心はどうなっても大丈夫。
きっと進んでいける。

また、動物に教えてもらった。

むっちゃん。出会ってくれて本当にありがとう。この感情を教えてくれてありがとう。
どうかお幸せに!!

報告がむっちゃんへの言葉に変わってしまいました。。。。。

今後も、1匹でも多くの命を幸せにしていきます。
宜しくお願いいたします。