2019年5月16日、むっちゃんに続き依鈴こと、いっちゃんが幸せを掴みました。

送迎当日。

「ちょっと抱っこは待って!まずはお家が気になるにゃん!」

「わーい!私好みのロフトもついてるのね!」

「たっ!楽しいっ!!運動し放題じゃない♫」

「ここから下界も見下ろせるのね!素敵!!」

「いっちゃん?気に入った?」
「ええ!私ここで生きていくわ!!」
「うん、いっぱい幸せになりやー!」

いっちゃんは猫種のベンガルそっくりな子。
とてもパワフルでとても美しい子。

センターで初めて会った時、目を疑いました。
え?ベンガル???って。

でもセンターにいた頃、猫種以上に驚いたのは鳴き声でした。

「ぎいにゃあああああああーーーー!!!!!」

耳を擘く鳴き声。

さらに、センターの職員さんがポケットにオヤツを入れていることに気づいたいっちゃんは、ポケットの布ごとオヤツに齧り付き全く離しません。
ものすごい力でした。

センターでのケージ暮らしがここまでストレスを与えていると思い、迎え入れました。

結果、気性も収まりオヤツへの執着も落ち着きました。
さらに、幸せに暮らせるお家とも巡り会えました。

いっちゃんは元の飼い主さんから捨てられたのか自分から逃げたのかはわかりません。

純血のベンガルではないかもしれませんが、おそらくペットショップかブリーダーから貰われていった子だと思います。
それならそうで、迷子になった時飼い主さんは保健所や警察に連絡しないといけないことは知っているはず。

やはり捨てられたという線が濃厚です。

家で自由にしていたけど、あまりにも運動量が激しくて、家具をめちゃくちゃにした。

そしてケージに入れられた。

鳴き声がすごくて近所迷惑や睡眠不足に陥った。

捨てた。

こんな感じでしょうか。

前の子は大人しかったのに。
猫って静かな動物じゃないの?

人それぞれ、猫それぞれ、犬それぞれですよね。

みんな性格も顔も違いますよね。

あらゆる可能性を考えて、本当に飼えるのかを考えて迎え入れてほしいです。

いっちゃん、ありがとう。俺が悩んでた時もそばに来て
いっぱい励ましてくれたね?
幸せにね!