紅葉が秋の山々を赤く染め出したとき、『紅葉くん』が施設へやってきました。
多頭飼育崩壊によって保健所にいました。
どのようにして多頭飼育崩壊を起こしたのかまではわかりませんが、
恐らく避妊手術をしていなかったのではないでしょうか?
初めて子供を産んだ母猫には、『頑張れ!頑張れ!』など声をかけたのでしょうか?
産まれた仔猫たちが夢中で母猫のおっぱいを吸う姿には、『可愛いね!おいしいね!すくすく育つんだよ!』と声をかけたのでしょうか?
半年後、母猫がまた妊娠、それだけではなくつい最近まで仔猫だった子たちまで近親交配で妊娠、次の出産の時点でいきなり10匹を越す子たちが産まれます。
『これはまずい!手術しなきゃ!』と思っても甚大な手術費用。なかなか進みません。
あくまで想像ですが、世の中には確実にこういう状況だった人がいます。
そしてその成れの果てが保健所で処分されるわけです。
色んな情報伝達ツールを使い、啓発活動に努めます。
紅葉くんですが、多頭飼育崩壊だけども愛情はしっかりと受けていたようで、
人にめちゃくちゃ甘えてきます♪
猫ちゃんにも優しい子です♪
ただ今、飼い主さま募集中です!!
紅葉くんの名前というか、施設の子達の名前はフルーツバスケットという漫画の登場人物からいただいています。
とても心が優しくなれる漫画です。
作中紅葉くんが「バカな旅人」のお話をします。
とても素敵なお話です。ぜひお時間あれば読んでくださいね♪