こんなことがありましたシリーズ。

【Instagram:2023年3月16日投稿分】

はじめに。
表題の「お前」とは僕のことです。

自分の意見を発信する時、した時、必ず付き纏ってくるのが「お前はどうなん?」です。

偉っそうに「人はこうあるべきー」とか「無責任な人がー」とか「腹立つー」とか書いてて自分で自分の文章に反吐がでることだらけです。

まさにお前が人様に意見できるほど偉いんかい!です。

影響力って本当にすごいです。
共感すると知識として取り入れて模範として生きていくのです。

今、この影響力を誰もが発信することで身につけることができる世になりました。

大昔、「文字」を扱うことができたのは選ばれた人だけだったようです。

選ばれなかった人が「文字」を使えてしまうと良くない影響を及ぼす危険性があったからだそうです。

もちろん危険性というのは選ばれた人にとってです。

言葉に縛りを作り自分たちに都合がいいようにしたかったのですね。

実はまだこの縛りがある世界もあります。

サラリーマン時代、僕は当時ピチピチの新入社員。

新入社員なのに会議でイキリ倒して発言しまくりました。
結果、上司には「いやいや、ルールだから」で一蹴。

僕の意見は通りませんでした。

「うわ!上司めっちゃアホやん!」と思いましましたが素直に「新入社員の今の自分の立場では言葉は届かない」と受け止め、まず言葉が届く距離に行こうと、指示されることを丁寧にこなしました。

僕は会社がより強くなるには社長が全て考えるトップダウンより従業員の意見を取り入れるボトムアップ型が良いと思っています。

とんでもなく優れたトップでしかトップダウン型は成功しない。

ほとんどの場合、社長一つの脳が従業員何千個の脳に勝てるわけがないと思っています。

あくまで全員が真剣に仕事に取り組んだ場合ですが。

だから職位関係無くどんな意見でも発してみるべきと思っています。

そしていざ自分の意見が採用され、プロジェクトが立ち上がると震え上がるのです。

「このプロジェクトの責任は意見を出した自分にある、失敗はできない」って。
自分の言葉には自分自身に責任が伴う。

いつも以上に前置きが長くなりました。

こうして今現在、YouTubeやSNSで発信者の意見が多くの人に広まります。

僕は僕自身で人に伝える時、言葉を慎重に選んでいます。

嘘や間違ったことを言うわけにはいかない。
責任を取れない。

こんな悩みながら発言している者の言うことを読者の方は「精査」してほしいということです。
世は軽はずみな発言で溢れかえっています。
もはや何が正しいかわからない。

例に出すといつも大体炎上している「猫のお散歩」について

YouTubeで猫のお散歩動画を見た。
自分の家の子もしてみよう。

猫の散歩が良いことなのかダメなことなのかは僕からは言わない。(個別で連絡をくれたら僕なりの意見は伝えます)

僕が言いたいことは、
大丈夫かどうかは飼い主さんにかかってるということ。

猫の散歩なんて危なすぎる!という意見。
猫を家の中にずっと閉じ込めるなんてかわいそう!という意見。

またしても一見正解がどちらかわからない内容。

こんなこと動物と暮らしてればたくさんあります。

フードはロイヤルカナンじゃなきゃダメ!とか
犬の散歩は小型犬はしなくていいんだよ!とか

何がいいのか飼い主さんが共に暮らす子の為に色んな人の意見を聞いて、勉強して、真剣に考えることこそが何より大切です。

考えが浅いと動物たちが苦しむことになってしまいます。
それはきっと飼い主様も望んでいない。これは絶対にそうであってほしい。

きっと子育てもそうでしょう。
対人関係もそうでしょう。

根の根まで「思いやる」ということが良い世を創っていくのだと思います。