前回の投稿から2日経ち、読み返しました。
その内容ですがお恥ずかしい限りです。

いや、本当に恥ずかしい。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ただの愚痴、弱音でした。
「僕、動物保護活動してて保健所や飼い主亡くして行き場のない子の命を繋いでるんです!でもキツイこと重なって今辛いんです!誰かに聞いてほしいんです!知ってほしいんです!」

そんなに辛いなら辞めろや!て話ですね。

自分でやりたくて始めたこと、支援者様を巻き込んで維持している施設なのに、代表の僕がそんなこと口が裂けてもましてや感情的になって出すべきじゃなかった。

優しい人と思われて頼られてご連絡をくださる。
結果動物の命が助かる。
これ以上ない嬉しいことのはずなのに。
それが僕のお仕事のはずなのに。

そもそも、僕のスローガンは保護動物のことを「知ってもらうこと」です。

これまで来客者様やメディア様の取材で、大切なことは何かと聞かれた時、散々答えてきた「知ってもらう」ということ。

ただ今回の投稿は僕がしたい伝え方と少々違っていました。

このことに気付かせてくれたのは、あたたかいコメントやDMをくださった皆様、そして本日葬儀を終えたシグレ、僕を心配そうに見つめ、そっと隣に来てくれる施設の猫たちでした。

死ぬ、命が終わるという事実は何度経験しても凄まじい勢いで襲いかかってきます。完全に飲み込まれました。

いつもお世話になっている縁の里動物霊園様にシグレを連れて行ってる時、空は曇っていました。

最後のお別れをし、霊園を出ると雲間から日が差し込んでいました。

雪がはらはらと舞い、陽の光に照らされきらきらと光っていました。

『良い日に送り出せたなぁ』って思えました。

まだまだまだまだできることがある。
していないことも山ほどある。

それまでに何度も絶望したり最高の喜びを感じたり繰り返しながら進んでいく。
それが自分のしたいこと。

まずは、今回心中を吐露したこともきっかけとして、少しずつ僕が知っていること、知ってほしいことをお伝えしていこうと思います。

ご心配をお掛けしました。
助けていただいた皆様に心より感謝申し上げます。